あやの日記

アラフォー専業主婦のつぶやきです。よろしくお願いします😊

書道

どんどんデジタル化している今、書道なんて古臭い?

というより、むしろ必要ない?

 

私自身、高校の時の芸術の選択で書道を選択していたけれど、今の時代に書道の必要性は正直あまり感じでいない。

なのに、今月から書道習い始めた。

私自身がびっくりだ。

 

きっかけはお隣の方とのお話だった。

お隣さんは、もうすぐ90歳なのに、とても前向き。

とてもお洒落。

どんどん新しい事を始めようとする。

足が悪いのに、どこまでだって歩いていく。

もうすぐの40歳の私がとても刺激される人だ。

 

そんな彼女が、近所の会館である書道教室を習い始めるという。

何かしたかった私はすぐ飛びついた。

私もしたいです、って。

私には何もなかったから何かをやりたかった。

ただ、それだけの理由だ。

 

書道そのものは好きだった。

でも、この時代に必要ないだろう、とも思っていた。

なのに、真っ白な半紙に向かってみて、墨を含ませた筆を手に取ってみて、心が震えた。

息をするするのもためらわれるような緊張感で手も震えた。

この真っ白な世界に一筆目を置くのが、とてもとても怖かった。

20年近くまともに書いていなかった。

それでも手が勝手に動いた。

その時間は確かに幸せだった。

 

出来上がった作品を見て、とても愛おしかった。

ただ、お手本を見て、書き写しただけ。

それでもそれは確かに私の作品だった。

 

自分の言葉ですらない。

言語化すら全くしていない。

 

それでもそこに、私はある。